やさしいきもちがうまれるとき

 今日の3校時、1年1組で特別の教科道徳の研究授業が行われました。「はしの 上の おおかみ」という教材を使い、優しさや思いやりについて考えました。…体の大きなおおかみは、一本橋の上で通せんぼをして、体の小さなうさぎを困らせます。しかし、ある日、自分より体の大きなクマと橋の上で会ってしまいます。おおかみは戻ろうとしましたが、クマはおおかみの体を抱き上げて、反対側へ渡らせてくれました。それ以来、おおかみは小さな動物にあった時、クマにされたのと同じように、その体を持ち上げて橋を渡らせてあげるようになりました。…「どうして、おおかみの気持ちが変わったのかな?」一生懸命考える子どもたちの姿やその発言に、教育の原点を見るような気がしました。