初めての霜柱⛄

この日は、とても寒い日でした。1時間目が終わると、何やら中庭で4年生が活動しています。ザクザクと、何かを踏んでいます。「何しているの」と聞くと、「霜柱です!」と元気に答えてくれました。手をぐんと伸ばし、こちらに見せてくれています。窓際に張り付いて見ている一年生にもその姿は見えています。しかし、手元にある霜柱までは見えません。

「見に行かせたいなあ、でも、見に行ってしまうと、4年生の勉強の邪魔にもなるし、時間通りに授業が進められないなあ。」と、ぶつぶつ言いながら、私は2時間目の授業を始めようとしました。

すると、さっきぐんと手を伸ばして見せようとしてくれた子が、大きな霜柱をわざわざ教室まで持ってきてくれたのです。一年生は大喜び!一人一人に霜柱を見せることができました。「本当に柱になってる!」「なんかかっこいい!」と声をあげながら見ていました。

生活科で霜柱の写真を見ました。しかし、なかなか本物が見られず少し残念に思っていたので、この日の出来事はとてもうれしかったです。ありがとう4年生!!!