５年生の教室に立ち寄ると理科の学習をしているところでした。タブレットＰＣを使って動画を見ながら雲の動きを探る学習です。一人一人が動画に集中して静かな時間が過ぎていましたが、ほどなくすると教室のあちらこちらから自然な形で子ども同士での議論が始まりました。中には、身振り手振りで一生懸命友だちに考えを説明しようとしている子もいます。学びを深めようとしている子どもたちの姿に嬉しくなりました。
さて、この授業を行っていたのは理科専科教師ですが、同じ時間に５年生の担任は６年生の社会の授業を行っていました。実は６年生の担任が出張のため不在となったところに急遽ピンチヒッターで入ってもらったものです。そんなことを微塵も感じさせず、非常に落ち着いた雰囲気で学習が進んでいました。子ども一人一人のよさを複数教員で見とるため、今年度は専科授業、交換授業、合同授業など様々な形態で授業を行っていますが、着実に成果があがっていると感じさせられる時間でした。
